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「なぜか、相手を怒らせてしまう」「誤解されてしまう」:おとな塾

そんなつもりはないのに
「なぜか、相手を怒らせてしまう」
「なぜだか、誤解されてしまう」
というご相談があります。

これは「不適切な部分を切り取って話している」
からかも知れません。

出来事や感情の説明をする時に、
切り取る部分、略する部分を間違え、
不適切な部分を切り取って話す人がいます。

例(1)
私が川辺を散歩していると
サッカーをしている小学校低学年の少年たちがいた。
元気が良いなと
ほほえましく思いながら通り過ぎようとしたときに
小柄な少年の一人が強烈なキックをはなった。
あろうことかそのボールが私のおでこにぶつかった。
「痛い!」と私はうずくまった。
すぐさま少年数名が駆け寄ってきて
いっせいに「申し訳ありませんでした」
と帽子を脱ぎ深々と頭を下げた。
私は、痛むおでこをさすりながらも
その様子に思わず笑みがこぼれた。

この文章の一部分だけ伝えるとすれば、どこを切り取るでしょうか?

通常は
「ボールが私のおでこにぶつかった。
少年数名がいっせいに「申し訳ありませんでした」
と帽子を脱ぎ深々と頭を下げた。
その様子に思わず笑みがこぼれた。」
あたりかと思います。

しかし、
時々「そこ?」という部分を切り取る人がいます。

たとえば

Aさん「少年の一人が強烈なキックをはなった。
ボールが私のおでこにぶつかった。思わず笑みがこぼれた。」
ミネ「え?どうしてボールがぶつかって笑うの?」
Aさん「笑ってませんよ?」
ミネ「思わず笑みがこぼれたって言いましたよね?」
Aさん「言ってませんよ。なんでボールが当たったのに笑うんですか?」
ミネ「?Aさんがおっしゃった言葉のとおりなのですが、
ボールがぶつかって笑ったのじゃないんですね?」
Aさん「笑ったなんて言っていません」

話の全体を知っている人が聴くと
なんとなく言いたいことや誤解を生む原因がわかるのですが、
はじめて聴く話だとまったくわけがわかりません。

Aさんの中では
「思わず笑みがこぼれた」は
「少年数名がいっせいに「申し訳ありませんでした」と
帽子を脱ぎ深々と頭を下げた。」にかかっており
「ボールがぶつかった」にではありません。
そのため、
ボールがぶつかってなぜ笑うのか?
ときかれると
そんなことは言っていないと答えるのです。

えーーーそんなこと言う人いないでしょ?
と思われるかもしれませんが
カウンセリング中でも、たまに起こる現象です。

カウンセリングでは上手にまとめて話す必要はありませんから、
別に問題はありません。
聞き手と話し手に不一致があれば、一致するまでお聞きすれば良いだけです。

しかし、
社会の中ではそうも言ってはいられません。
特に、
誤解を招く(自分の不利になる)部分だけを切り取って話す癖のある人は、
やる気があるのに「投げやりである」と思われたり
「反省している」のに「ふてくされていると思われたりします。

例(2)、
AさんとBさんが、映画にいくことになった。
しかし
Aさんが寝坊して、待ち合わせに遅れたために
目当ての映画を見ることができなかった。

Bさん「映画が見れなくて残念だったね」
Aさん「別にどうでもいいよ」

これでは、ケンカになりますね

Aさんは
「映画が見れなくても、どうでもいい」
と言ったのでしょうか?

もしかしたら、Aさんは
「別に(Bさんと一緒にいられるならOK、映画を見る見ないは)
どうでもいいよ」
といいたかったのかもしれません。

自分の頭の中で、どれだけ良いことを思っても、
言葉で伝える部分を間違えると、誤解されます。

「そういうつもりじゃないのに、誤解される」
「なぜか、相手を怒らせてしまう」
そんなときは、
考えた中の伝える部分の切り取り方が不適切なのかもしれませんね。

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誤解される

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だんだん会社で話しかけてもらえなくなって、居心地が悪い人②

だんだん会社で話しかけてもらえなくなって
居心地が悪くなってしまう人の特徴の1つに

【質問に対する答えが微妙にずれてる】について
どんなふうにズレているのかを記事にしました。→前回の記事

このようなズレが起こるのはなぜなのでしょうか?

おそらくBさんは
「質問」の後ろ側にある「事情や感情」を読み取るのが
苦手なのでしょう。

【お寿司好き?スシローの割引券あるんだけど】
の質問の後ろ側にある事情は
「スシローの割引券があるので、寿司が好きなら行く?」なのですが

Bさんは
寿司が好きかどうかの質問された

寿司=かっぱ寿司と連想した

「かっぱ寿司が好きです」
と反応してしまっています。

Bさんにとっては、寿司が好きかどうか聞かれたんだから
好きかどうかを答えればいいと【脳が反応】しているんですね。

また
【コーヒーを入れながらAが「Bさんコーヒー飲む?」】
の質問の後ろ側にある事情は
「今コーヒーを入れているので、Bさんも飲むならついでに入れてあげようか?」
なのですが

Bさんは
コーヒーを飲むかどうかを質問された

コーヒーは飲まない。飲むなら紅茶だ

「紅茶派です」
と反応してしまっています。

Bさんにとっては
Bさんがコーヒーを飲むかどうかを聞かれたんであって
今、この場でコーヒーを飲みたいかを聞かれたのではない
と【脳が反応】しているんですね。

おそらく
この記事にたどり着いている人は
相手の気持や事情を考えたくない、わかりたくないわがままな人
ではなく
考えているしわかりたいと誰より思っているのにわからない人
なのではないでしょうか。
でもそれは、
人の気持ちをわからないのではなく
【わかる】よりも【反応】の方がはやく口に出てしまっているだけかもしれません。

悪気がない分、一朝一夕で改善は難しいですが
【反応】してしまうことを自覚して、意識的に
「なぜ・いま・その質問をしたのか」を考えてから答えるくせをつけることで
少しずつでも改善されると思います。

一度でうまく行かなくても気にしないで
癖になるまでやり続けることが大切です。

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だんだん会社で話しかけてもらえなくなって、居心地が悪い人①

だんだん会社で話しかけてもらえなくなって
居心地が悪くなってしまう人の特徴の1つに

【質問に対する答えが微妙にずれてる】
があります。

質問に対する答えが、大幅にずれていると
面接や面談の練習などで指摘されたり
友人や家族から突っ込んでもらえたりもするでしょう。

しかし
間違ってはいないんだけど答えになっていない時や
質問者が意図しない帰着点だった場合は
「違和感」「不快感」だけが残り
お互いに「なんとなく」居心地が悪い関係になったり
「なんとなく」もう話しかけないでおこうと思われたりすることがあります。

では、
どんな風に微妙にズレるのか事例をあげます。

***例1
A「お寿司好き?スシローの割引券あるんだけど」
B「かっぱ寿司が好きです」

Aの問に対してBの回答が間違いとはいえないけど
微妙にずれているのがわかるでしょうか?

Aさんの求めていた回答は
「お寿司大好きだよ」
「ごめん。お寿司苦手なんだよ」
のどちらかなのです。

Bさんの「かっぱ寿司が好きです」は
寿司は好きだという回答なのか
スシローに行きたくないという意味なのかがわからないので困ります。

拒否されているなら、それ以上突っ込むのも野暮ですし
寿司は好きだが、かっぱ寿司に行きたいという希望なら
割引券を使ってスシローに行こうと思っているAさんにとっては負担です。

そこで、もう誘わないでBさんのことはスルーしよう
と思ってしまうのです。

他にも、会社の中でよくある例では

***例2
コーヒーを入れながらAが「Bさんコーヒー飲む?」
B「紅茶派です」

Aの問に対してBの回答が間違いとはいえないけど
微妙にズレている上に感じが悪いのがわかるでしょうか?

Aさんの求めていた回答を感じ良く表現すると
「ありがとうございます。飲みます」か
「ありがとうございます。でもコーヒー飲めないんです」
のどちらかなのです。
(余談ですが、人間関係のポイントとしては、
 言いっぱなしではなく、近くに行って手伝う素振りを見せることです)

Bさんの「紅茶派です」発言は
Aさんにコーヒーではなく紅茶を入れろと命令しているのか
と誤解を与えます。

BさんがAさんを拒否しているのでも
偉そうに自分の好みを押し付けようとしているのでもないのですが
残念ながら
質問に対する回答が微妙にズレていることで
「もう話しかけないでおこう」
「もう誘わないでおこう」という気持ちを持たれてしまうのです。

悪気はないのに、残念ですね(;_;)

では、このようなズレが起こるのはなぜなのでしょうか?
それについては、また次回の記事でご紹介いたします。

思い当たることがあれば、おとな塾にご相談ください。
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