親子就活:正社員がかならずしもいいわけではない:安定よりも大切なスキルと職場選びの方法

この記事の続きです。

就活、転活中の子供を追いこまないために
最低限、知っておいていただいきたいことの1つに
「正社員が非正規社員より必ずしもいいわけではない」
ということです。

失業状態が長期間になっている人の中に
仕事は何でもいいが、正社員でなくては就職したくない
という人がいます。
ご本人様の希望の場合もあるのですが
ご家族(ご両親やご兄弟)や恋人、親戚から
「正社員以外は認めない」と言われているケースも多いです。

正社員にこだわる人の話を聞くと
「正社員は非正規より安定している(クビになりにくい)」
「非正規は正社員より劣る(転職に不利)」など、
かならずしも正解とはいえない理由でこだわっているようです。

まず、
非正規社員でも簡単に解雇していいというわけではありません。
パートやアルバイトでも、期間の定めのない雇用であるならば
「明日から来なくていいよ」と安易に解雇はできないのです。
更に、
派遣や契約など、たとえ期間の定めがあったとしても、
繰り返し雇用契約の更新をしていれば、
期間の定めのない雇用と同じように、企業には雇用継続の義務があります。
また、
非正規社員だからといって、簡単に解雇するような会社は
そもそも正社員であっても
働きやすく安定した企業とはいえないことが多いです。
正社員であっても、非正規社員であっても
正当な理由なく解雇することはダメなのです。
もちろん、
整理解雇の必要があり
正社員と非正規社員のどちらから解雇しなければいけないと
なった場合には、非正規社員から解雇される可能性はあります。
しかし、
「正社員という地位に甘え、スキルを磨かなかった人」と
「がんばってスキルを磨いた非正規社員」なら
頑張ってスキルを磨いた非正規社員のほうが転職には有利です。

正社員、非正規社員にこだわるよりも
がんばってスキルを磨きたくなる仕事と職場を選んだほうが
結果的に
「安定した職業人生」が得られると就職支援の現場から私は思うのです。

保護者のかたは、子どものために良かれと思っておっしゃるのだ
と思いますが、
子どものためにとやったことが、必ずしもよい結果になるわけではない
ということもあります。

就職事情、雇用事情は時世によって変わります。
時代にマッチした
子どもの特性や個性、希望を大切にする支援をぜひお願いいたします。

支援のしかたがわからないときは、一緒に考えましょう。
親子で一緒にお受けいただくことも可能です。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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