職務経歴書の書き方」カテゴリーアーカイブ

職務経歴書の書き方をおとな塾が提供します

転職10回以上アラサー女性の履歴書・職務経歴書サポート事例その2:おとな塾

この記事の続きです。

作成に際して、気をつけた点の第1は
書類選考だけではなく、面接の受け答えも想定しながら
履歴書・職務経歴書の作成をおこなったということです。

書類選考を通過した後には面接がまっています。
面接で面接官は、履歴書・職務経歴書を見ながら、求職者に質問をします。

すなわち、
履歴書・職務経歴書の記載内容に関連することは
必ず面接で聞かれると考えて、準備したほうが良いということです。

特に、記載企業での職務内容と入退職理由は、必ず聞かれます。

今回のAさんの場合は、この入退職理由に少し工夫が必要でした。

Aさんの入退職理由は、
入社理由:興味があった
退職理由:仕事が合わない
が多く、短期間での退職も目立ちました。

通常であれば、履歴書・職務経歴書作成では
会社・経験・職種・理念などで統一し
なるべく1つのものごとに一生懸命取り組んでいたことを
アピールしていくのですが
Aさんの場合、それでは面接で短期離職と入退職理由で
突っ込まれ、ドツボにはまってしまうことは目に見えています。

そのために、あえて「好奇心旺盛」「チャレンジ」を
全面に押して履歴書・職務経歴書を作成しました。
そして、面接では
「20代はチャレンジ(悪く言えばふらふら)その経験を活かし30代で開花」
を軸に受け答えを考えていただきました。

どう取り繕っても突っ込まれることは突っ込まれます
消せない過去は、潔く認めた上で、アピールポイントを考えたほうが
面接で良いコミュニケーションが取れる可能性が高くなります。

転職・求職活動に正解はありません。
1人ひとりの歴史と個性に合わせ対策を練るべきです。

次の記事では、未経験職種への応募に際して気をつけた点を記事にしていきます。
その3その4その5

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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転職10回以上アラサー女性の履歴書・職務経歴書サポート事例その1:おとな塾

転職回数10回以上
未経験職種を希望する30代前後の女性Aさん
の履歴書・職務経歴書の作成サポートをしました。

未経験職種を希望しており転職回数も多いので
応募書類をどうまとめていいかわからないということで
おとな塾へご相談いただきました。
(ご本人様の許可を得て個人を特定されない範囲で公開しています)

転職回数が多いと、履歴書作成からどうしていいのか
わからないという人も結構いらっしゃいます。
今回のAさんも
履歴書と職務経歴書はなく経歴を羅列しただけのメモを
もとに1から履歴書・職務経歴書を作成しました。

作成に際して、気をつけた点は

1:場当たり的に見える入退職理由が多いため、
履歴書・職務経歴書作成だけではなく、面接の受け答えも同時に考えた。

2:希望職種が、同種や関連する経験もない
まったくの未経験職種であったため、
ご経験のどの部分をアピールすれば自己PRにつなげることができるかを考えた。

3:詳細を記載すると面接でつっこまれる経歴が多いため
あえて文字数を少なくし、Aさんのコミュニケーション力を活かせるようにした。

次回の記事では、作成に際して気をつけた点を記事にしていきます。
その2、その3、その4、その5

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未経験職種で40代男性が就職成功!ちょっとの工夫でキャリアを切り拓いた事例:おとな塾

1年以上、失業状態だった
アラフィフ男性(Aさん)が、未経験職種で採用されました。

Aさんが採用されたのは、
「ちょっとの工夫をあきらめなかった」からでした。

初回対面相談にいらっしゃったAさんは、とても怒っていました。

Aさん「あんたのことなんか信用してないから」
ドカッと椅子に座り、上目遣いに睨みつけながら
Aさんは、そう言いました。

Aさん「俺みたいに職歴がグチャグチャで資格もないやつ
就職できへんっておもてるんやろ?」
ミネ 「・・・・」

Aさん「こんな相談、前にも行ったことあるねん」
ミネ 「そうなんですか」

Aさん「職務経歴書を何回も書きなおさせられて、
いい加減、応募の話してくれって言ったら
あなたみたいな経歴の人は就職難しいって、言われたわ」

ミネ 「そんなこと言われたんですか」
Aさん「あんたもそう思ってんねやろ?」
ミネ 「ご経歴がわからないのでなんとも言えないけど・・・」

Aさんは、履歴書と職務経歴書を見せてくれました。
何回も書きなおしたと言うだけあって、
職務経歴書は、しっかりと作りこまれていました。
しかし、確かに会社名と職種だけ見れば
「何を専門にしてきたのか」がよくわからないご経歴でした。

Aさん「ほら!経歴グチャグチャやろ?あかんやろ?!」
ミネ 「もう少しお聞きしてからでもいいですか?」

Aさんに
「なぜその会社のその職種を選んだのか」「なぜ退職したのか」
を1社1社お聞きして行きました。

そうすると一見、
転職回数も多く、職種も統一されておらず
雇用形態も契約社員、アルバイト、半自営など
場当たり的に仕事をしてきたかのように見える
Aさんの職歴に1本筋が通っていることがわかりました。

ミネ 「Aさんの経歴はグチャグチャちゃいますよ」
Aさん「嘘や!グチャグチャやん。それくらいわかるわ」
ミネ 「伝えやすい職歴ではないけど1本筋は通ってますよ」

Aさんが仕事=キャリアとして選んできたのは
「人のために尽くす」でした。

求められたり、頼られたりすると断れない性格のAさんは、
ついついその場で求められた職場で働いてきたのです。
そのために、雇用形態や職種が統一されていなかったのです。

ミネ 「Aさんの希望職種は何ですか?」
Aさん「・・・俺、あんたみたいな仕事したいねん」

ミネ 「私みたいな仕事?」
Aさん「資格ないけど、困ってる人助けたりしたいねん」

ミネ 「なるほど」
Aさん「でも、無理やのわかってるねん」

ミネ 「無理とは思わないですよ」
Aさん「嘘や!資格もないのに」

ミネ 「支援の仕事は、メンタルしんどいけど大丈夫ですか?」
Aさん「それは・・大丈夫やけど・・資格が・・・」

ミネ 「大丈夫。○○に電話して○○資格の証明書くださいって言ってください」
Aさん「○○資格なんか持ってないで」

ミネ 「大丈夫」
Aさん「嘘や!」

ミネ 「うん。嘘です。騙したろうと思ってるから電話してください」
Aさん「え?ホンマなん?」

初回対面相談の最後は、コントのようなやり取りでしたが
○○へ問い合わせのお電話をすることはお約束いただけました。

2回めの対面相談に現れたAさん「○○の資格あったわ」
ミネ 「騙されてよかったでしょ。ほな、この求人に応募しませんか」
Aさん「する!する!!応募する!!!」

3回めの対面相談に現れたAさんは、ニコニコ顔の上機嫌でした。
Aさん「採用決まりました」

Aさんは、年齢や転職回数や資格の有無で不採用続きでした。
しかも、せっかく相談に行ったのにキャリア・コンサルタントから
ひどい言葉を投げつけられました。
でも、
あきらめずに、就職活動を続け、ご相談に来てくださいました。
このガッツは、本当に素晴らしいと思います。

企業の人事のかたは、今メンタル不調に気を配っておられると思います。
このAさんのように「あきらめないど根性」で就職活動をしている人は
きっとメンタル強いですよ!
年齢や、転職回数やブランク期間、資格だけで切り捨てず、
ぜひ選考ステージにのせてください。よろしくお願いします。

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職務経歴書で差をつける:製造職のアピール項目:使用機械と経験の書きかた:おとな塾

製造の専門工の場合、
使用機械を記載するとよい場合があります。

私は、製造機械には詳しくないので
使用機械の名称を列挙することはできないのですが・・・。

例えば、
・機械メンテナンス(千田、野村精機、富士精機等)
・汎用フライス盤(韓国製 大隈豊和製)
・NCフライス盤(大隈豊和製、ファナック製コンピューター制御)
などです。

レアな機械や古い機種の使用経験者であれば
年齢関係なく雇いたい(高齢者でも可)という会社もあります。

使ったことのある機械、
一度洗い出してみてはいかがでしょうか。

書きかたに迷ったら、おとな塾で一緒にやりましょう。

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50代中卒男性が手書き3行の職務経歴書で希望職種正社員に転職成功 :

1年以上、失業状態だった
50代の男性(Aさん)が、経験を活かした製造職で採用されました。

もうすぐ60歳を迎える50代後半の男性Aさんが採用されたのは、
「職務経歴書を書いた」からです。

Aさんが1年以上失業状態だった理由は
「職務経歴書なんか書けないから応募書類が必要なところは応募しない」
書類選考や、必要書類に【職務経歴書】がある案件には
応募をしないAさん。

ただでさえ、年齢と地域柄と時勢で製造の案件は少ないのに、
【職務経歴書】のせいで、ますます応募数が少なくなっていました。
これでは、たとえ20代の若者でも転職は難しいでしょう。

そんなAさんを何とか説得し、パソコンは使えないAさんのために
「経歴1行、スキル1行、信条1行」の
手書き3行の職務経歴書が完成させました。

たとえば、こんな感じ↓

○○製造40年

○社製機械操作可能

誠実・丁寧・まじめ!

なんて潔い職務経歴でしょう
Aさんは、この職務経歴書に意味があるとは
採用が決まるまで思っていなかったようです。

しかし
○社製の機械がニッチでニーズがあったために
職務経歴書作成したことで、わずかな期間で就職が決まりました。
Aさんがニッチな機械を扱えることは、履歴書ではわからないことです。
参考記事

高年齢・ブランクあり・転職回数多い、特別なアピールポイントなしなど
一見すると不利な履歴ほど職務経歴書の効果は大きいです。
あなたの短所を補い、長所を生かす職務経歴書をぜひ一緒に作成しましょう。

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アルバイト経験だけの30代男性が、職務経歴書で希望職種に転職成功した理由

1年以上、失業状態だった
30代の男性(Aさん)が、希望職種で採用されました。

職務経歴書を作成したことで、転職を成功させたケースです。

Aさんは、特定の商品の管理業務をしたいと強く希望していたのですが
雇用形態にはこだわりがなく
どちらかというと正社員よりアルバイトで働くことを希望しておられました。

アルバイトでは、履歴書のみで面接に進むことが多く
Aさんは職務経歴書を作っていませんでした。

そこで、職務経歴書を作成することを勧めたのですが
「作る必要がない」とはじめは拒否されました。

提出する必要のない職務経歴書を作る必要は感じませんよね。

たしかにそうです。
しかし、
職務経歴書は提出するためだけに作るものではありません。

職務経歴書を作成するときには
まず、
今までの仕事経験を整理し、他人にわかりやすいようにまとめます。
そして、その仕事経験から
自分の仕事上の長所を見つけ、希望職種につながるように表します。

「今までの仕事経験を話してください」
「志望理由をお聞かせください」
面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
アルバイトでも同じですよね。

これら定番の質問に上手に答えられる準備としても
職務経歴書作成手順は使えるのです。

また、私は
過去のお仕事の退職理由や入社理由、目に見える成果以外の取り組みや
職業観もしっかりお聞きし、面接対策をしながら職務経歴書を作成します。

そのため、
書類選考や面接時に職務経歴書を提出する必要が
なくとも、職務経歴書を作成しておくことで 面接でも
自信を持ってスムーズに質問に応えることができるのです。

面接で何度となく不採用になり、苦汁をなめたAさんも、
職務経歴書を作成する気になってくださいました。

アルバイト経験しかないAさんは
「言われたことをやっていただけ」
「長所なんてない」と職務経歴書に
何を書いていいのかわからないようでした。

そこで、
「この職場で印象に残っている業務は何ですか?」
「その業務をそのようにしたのはなぜですか?」
「そうしなければどうなりましたか?」
「周りの人から言われた言葉で覚えているものは?」
など、一つ一つの職場でのご様子を
質問することによって思い出してもらい
仕事への熱意や取り組み方
指示の解釈のしかたや実行力をしっかり
職務経歴書に反映させていきました。

言われたことをやっていただけと思っていたことが
実は自分なりに仕事に一生懸命取り組んだ結果であった
ことに気がついたのです。

全く何も考えずに仕事をすることは、よく考えて完璧な仕事をすることと同じくらい難しいのです。
どんな人でも、どんな仕事でも
何かしらは考えて仕事をしているものです。

しかし、
その「考えて仕事をしている」ことを上手に話せる人は少ないです。
だから
職務経歴書を作成するのです。

Aさんは、職務経歴書を作成するのに、約2週間かかりました。
面談回数は、パソコン指導をいれて4回です。

職務経歴書完成後受けた面接で、すぐに採用が決まりました。

Aさんが採用されなかった原因は
正社員歴がないからでも、学歴や資格が無いからでも
年齢でもなく
単に、
ご自分の経験や仕事への取り組みを
面接で上手に話せなかったからかもしれませんね。

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たった12日間で40代異業種の未経験職種で転職成功:あなたのキャリアストーリーを伝える

おとな塾のキャリア・カウンセリング成功事例です。
現在お勤めの会社の経営方針とあわないため転職を希望する
40代の男性(Aさん)が、異業種の未経験職種で採用されました。

「内定がでた」とご連絡をいただくまでの期間は、12日間。
支援内容は、対面相談2回、メール相談1回です。

初回面談では、
エントリーの段階でつまづき、面接に進めないとのご相談でした。

ミネが感じたAさんの転職活動がうまく行かない理由は
「応募先の選定にあたって、自己理解と職業理解ができていない」
「職務経歴書がまっくろくろすけ」の2点でした。

真面目で一生懸命な人に多いのですが
すべて正確にちゃんと書き込もうとして
でも、2ページ程度に納めようとして、がんばった結果
非常に読みづらい職務経歴書を作ってしまうのです。

遠目に見ると真っ黒にみえる職務経歴書
=まっくろくろすけな職務経歴書です。

そこで
初回のキャリア・カウンセリングの流れとして
まず
Aさんの希望や達成したいこと、モチベーションの核となる部分を
しっかりとお聴きしました。(自己分析)
その後
応募先の選定のしかたとレクチャーしました。(職業理解)
さらに
職務経歴書を見やすくする方法をお教えしました。

すると
立て続けに書類選考が通り、面接の予定が多数入ったと
Aさんからご連絡がありました。

そこで、2回めのキャリア・カウンセリングでは
面接の受け答えを面接官目線で組み立てました。

その後、メール相談で
第一希望の面接の前に、志望動機などの見直しを行いました。

メール相談の2日後、「内定がでた」とご連絡をいただきました。

Aさんの転職成功の決め手は
【ご自分の経歴のストーリーに気づいた】ことです。
素晴らしい経歴をお持ちのAさんなのですが
一見、場当たり的に見えるご自分の経歴に自信が持てず、
そのせいで自分の選択や感情にさえも確信が持てずにいるようでした。

自分の職務経歴を社歴としてだけ見るのではなく
自分がどんな選択をしながら、経験を積み重ねて来たのかという視点で見直してみると、
かならずそこにあなたというストーリーが存在します。

これまでのストーリーを、これからも続けていくための仕事と考えれば
応募すべき、応募したい案件がきっと見つかります。
また、
1つのまとまりあるストーリーは、自信を持って語れますし
面接官に違和感を抱かせることも少なくなります。

自己分析や職業理解は学生だけがするものと思っていませんか?

実は「自分が何をしたいのか」「どんなことにやりがいを感じるのか」
がわかっていない人は、年齢にかかわらずとても多いのです。
また、自分の会社で自分がしていた仕事はよくわかっているが
職種や業界として捉えたときに、職業理解が足りない人も多いです。
むしろ、
高年齢ほど「わかっているようでわかっていない人」は増える気がします。

いまさら・・・と思わずに、自己分析と職業理解をいたしましょう。

Aさんに、おとな塾のキャリア・カウンセリングについての
アンケートにお答えいただきました。

***本人の許可を得て、原文ママ転載***
Q1
おとな塾のサービスはお役に立ちましたか?
A1
とても役に立った

Q2
おとな塾でサービスをご利用いただいたことで良かったことはありますか?
A2
自分自身のことを客観的に見ていただき、ネガティブで落ち込んでいる私の話を聞いてもらい、
励ましてもらった事。
キャリアチャンジするに当たっての考え方。

Q3
おとな塾のアドバイスで印象に残っている(役に立った)ものを教えてください。
A3
面接の際に答える時の退職理由の考え方(入社理由と退社理由をセットに考える)
志望動機の考え方
職務経歴書の記入方法

Q4
また機会があれば、利用したいと思いますか?理由もお聞かせくださいませ。
A4
ぜひ使いたい。
自分自身のことを客観的に見ていただき、落ち込んでいる私を励ましてもらえた。
転職活動で行き詰ってきたら、また利用したい。

Q5
今後、おとな塾に期待するサービスは何ですか?
A5
転職支援、会社に入ってからの定着支援

Q6
おとな塾のサービスを誰かにすすめるとしたら、どんな人にススメたいですか?
A6
転職活動で行き詰っている方
物事をネガティブに考えてしまっている方

******以上転載終わり******

がんばっているのに就職が決まらないとき、どうがんばっていいのかわからないときは、
大阪天王寺のキャリア・カウンセリング、コンサルティング おとな塾へお越しください。
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