例外的に、
履歴書に退職理由を書いたほうがいい場合（前の記事）の詳細です。

1. 最後にやめた会社が「短期間（2年未満）」かつ「会社都合退職」

この場合は、
株式会社Ａ退職（会社都合）と書いて良いと思います。

本来であれば、
1の場合でも、退職理由を書かなくて良いのです。
しかし
景気やご年齢、キャリアによって、「短期離職」は
どうしても「後先考えない人」「飽きっぽい人」という印象を持たれます。

よって、
1. 最後にやめた会社が「短期間（2年未満）」かつ「会社都合退職」
の場合は、退職理由を書いてもよいでしょう。

ただし、
2社以上続けて「短期間（2年未満）」かつ「会社都合退職」は、
退職理由を書かないほうが良い場合が多いです。
なぜなら、「縁起が悪い」と思われてしまうことがあるからです。
「不利になりえる情報」はなるだけ書かずに行きましょう。

その他の理由は、後の記事で書きます。

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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例外的に、
履歴書に退職理由を書いたほうがいい場合があります。

履歴書は「履歴」を書くものなので
基本的には「事情（退職理由）」を書く必要はありません。
（参考：履歴書の職歴の書きかた2）

しかし、下記のような場合は、
履歴書に退職理由を書いたほうがいいかもしれません。

1. 最後にやめた会社が「短期間（2年未満）」かつ「会社都合退職」
2. 2社以上続けて、「短期間（2年未満）」かつ「契約期間満了」
3. 以前務めていた会社に、再就職の場合で前回退職理由が「会社都合退職」

他にも、いろいろありますが、多い例は上記3つくらいかと思います。
「会社都合退職」には「工場移転」や「契約期間満了」も含みます。

細かい内容は、後の記事（その2　その3）で記載します。

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。

Ｑ
派遣だったから、職歴が多く、転職を繰り返しているように見える
ケース3
３社の派遣会社に登録し、
８年間で３社(Ａ・Ｂ・Ｃ）に事務員として派遣された。
２社（Ａ・Ｂ）は１年契約だったけど、Ｃ社は５年務めた。
キャリアをアピールしたいんだけど・・・・。

Ａ
派遣でも、３年以上務めた場合は、正社員と区別なく書きましょう。
３年未満でも
「他に職歴がない」もしくは「職歴が多くない」なら
1社ごとに書きましょう。

（ケース3のまとめから例）
１行目：平成○年○月　Ａ社　入社
２行目：平成○年○月　Ａ社　退職
３行目：平成○年○月　Ｂ社　入社
４行目：平成○年○月　Ｂ社　退職
５行目：平成○年○月　Ｃ社　入社
６行目：平成○年○月　Ｃ社　退職

終身雇用がデフォルトだった時代と違って
今は8年で3社経験なら、職歴が多いとは思いません。
ましてや、派遣で8年3社は当たり前か少ない方だと思います。
3社だけなら、3社とも通常通りの書きかたで書きましょう。
3社以上ある場合は、ケース1とケース2を参考にしてください。

応募企業が知りたいのは、
どこで働いていたか・何をしていたかです。
複数の派遣会社を利用した場合は
派遣会社名ではなく、勤務先名でもかまいません。
（派遣元については、職務経歴書に記載すればよいです。）

ただし、
1つの派遣会社から複数の派遣先に派遣された場合は
派遣会社名でまとめたほうがすっきりします。
（詳しくは、ケース1参照）

書きかたがわからないときは、一緒に考えましょう。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。

Ｑ
派遣だったから、職歴が多く、転職を繰り返しているように見える
ケース2
３社の派遣会社に登録し、８年間で１０社に事務員として派遣された。
一応、全部契約期間満了なんだけど、３ヶ月の短期間のものもある。
どうやってまとめたらいいの？

Ａ
派遣会社も派遣先も複数の場合は、
１行目：平成○年○月　派遣社員として、１０社で事務を担当
２行目：平成○年○月　Ａ派遣会社　契約期間満了により退職
３行目：（詳細は、職務経歴書に記載しております。）

職歴が多いから、転職に不利だ！
そう思っている人は多いです。

でも、派遣や請負（アルバイト）って
何度も職をかわらざるを得ないことが多いじゃないですか。

新しい仕事を覚えて、
新しい人間関係を築いて、
なんとか数ヶ月～数年やっていくことって
生半可な気持ちじゃできないですよ。

「働きたい」
「働かなきゃ」
そういう気持ちの現れです。

十分、長所としてアピールできます。
積極的に自己ＰＲに入れて行きましょう。

ただし！
書類選考の段階で
「転職◯回以上の履歴書は、無条件で不採用」
という会社もあります。
ですから
わかりやすく、簡潔な職歴にまとめる必要があります。

参考２　参考３

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。
Ｑ
派遣だったから、職歴が多く、転職を繰り返しているように見える
ケース1
同じ派遣会社から８年間で５社に事務員として派遣された。
全部契約期間満了なんだけど、
５回も転職したみたいに思われて不利にならない？

Ａ
派遣の期間が長い場合は、まとめる方法もあります。
（たとえば）
同じ派遣会社から複数の会社に派遣されていた場合は、
１行目：平成○年○月　派遣会社名　派遣登録
２行目：平成○年○月　派遣会社名　契約期間満了により退職
３行目：（事務として、５社に派遣。詳細は、職務経歴書に記載しております。）

派遣で長くがんばって仕事をされていた人は、
どうしても、勤務先（派遣先）が多くなってしまいがちです。

そして、転職回数が多い人はダメ
という、日本の悪しき伝統により
「転職は不利になる」と思い込んでいる人が多いです。

しかし、
履歴書の職歴：例外的に退職理由を書いた方がいい場合3
でも書きましたが、

同じ派遣会社から派遣先を紹介されている場合などは、
よいアピールになります。
なぜなら、
仕事ぶりや評判の良くない人を、何度も派遣先に紹介しません。

仕事ぶりを見て、紹介されているのですから、
同じ会社で8年務めるより、すごいことかもしれません。

「同じ派遣会社から、何度も紹介を受けた」
「契約期間延長や再契約を求められた」
「派遣から直接雇用になった」ことは、
派遣や請負じゃないと、アピールできない貴重な経験です。
積極的に自己ＰＲに入れて行きましょう。

ただし！
書類選考の段階で
「転職◯回以上の履歴書は、無条件で不採用」
という会社もあります。
ですから
わかりやすく、簡潔な職歴にまとめる必要があります。

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。

Ｑ
派遣先と派遣元、どちらを記載するのが正しいの？
派遣先「実際にはたらく企業」派遣元「派遣登録した企業」

Ａ
基本的には、派遣先です。
なぜなら、
応募先の会社は実際にどの企業で
どんな仕事をしていたかを知りたいからです。
派遣元は、職務経歴書に記載すれば問題ありません。

ただ、
派遣先が複数あって、履歴書の行数が足りない！とか
短期間(１年未満)ばかりで、
短期退職の癖があるように見えそう！
と言う場合は、派遣元を書いたり、担当職種を書いたりします。

具体例は、こちらの記事を参考になさってください。
参考１　参考２　参考３

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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。

Ｑ
学生時代からバイトしてたレストランで
卒業後もそのまま働いてた。
接客業で５年の経験と言いたいけど、
バイトだから職歴なしだよね？

Ａ
アルバイトも契約社員も派遣も、立派な職歴です。
３年以上勤めた場合は、正社員と区別なく書きましょう。
雇用形態を、履歴書に記載する必要はありません。

３年未満でも
「他に職歴がない」「職歴が少ない」
「同一職種でがんばっている」場合は
雇用形態を記載せずに、正社員と区別なく書きましょう。

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履歴書の職歴の書きかたのよくある質問です。

Ｑ
仕事をかけもちしてた。
会社の給料だけじゃやっていけないので
土日にアルバイトをしていたんだけど、履歴書にはどう書けばいい？

Ａ
社会保険に加入していなければ
履歴書にわざわざ記載する必要はありません。

しかし、
以下の場合は面接でお話してもいいかもしれません。

・転職理由として話す（給与が安い）
　ただし、応募先の給与が良い場合のみ。

・体力がある、働き者である、
　状況を変えるための努力を怠らないなどの自己PRとして話す。

・土日のアルバイト経験が、応募先で活かせる時は、
　志望動機として話す。

ただし
副業禁止なのに隠れてしていた場合は、話してはいけませんよー。

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Ｑ
短期離職の場合でも、書かないとダメ？
ブランク期間1年の末、やっと就職が決まったと思ったら
面接の時に聞いた条件と仕事も給料も違うから、１週間で辞めちゃった。
短期離職は不利になるって言うから、書きたくないんだけど
書かないとダメなものなの？

Ａ
最終職歴、かつ社会保険関係の手続が終わっていれば
書いたほうが良いです。

最後にやめた会社の社会保険の記録は
新しい会社でかならず確認されます。
入社後のトラブルを避けるために
最終職歴かつ社会保険関係の手続きが終わっていれば
記載するほうがよいです。

それ以外の場合は、個々のケースで判断します。

余談ですが、
辞めたいけど短期離職は不利になるので
どうしようか迷っている・・・という場合は、
会社に相談し
「もともと短期契約のアルバイト契約であった」など
として退職させてもらえないか相談してみるのもひとつの手です。
あなたに非がない場合、もしくは　会社側に理解がある場合に限り
融通をしていただける可能性もあります。

初めからあきらめないで、交渉してみましょう。

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。

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Ｑ
雇用形態が、就業中に変わった。
はじめはパートで採用されたんだけど、
社員にならないかって誘われて正社員になった。
これって転職になるの？履歴書には、どう書けばいい？

Ａ
雇用形態を記載する必要はありません。
こちらの記事にも記載しましたが
雇用形態をわざわざ記載する必要はありません。
しかし、
パートから正社員に抜擢されたというのは、良いアピールになります。
履歴書に記載するのではなく
職務経歴書の自己ＰＲ欄か職務詳細欄に記載しましょう。

例：自己ＰＲ
○会社では、パート採用でしたが○○の実績が認められ
正社員登用されました。

ムダなことは1つもありませんから、上手に自己PRにつなげましょう。

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