キャリアコンサルティング」カテゴリーアーカイブ

親子就活:子どもの幸せなキャリアを願うなら、仕事の愚痴を子どもに聞かせてはいけない

この記事の続きです。

就活、転活中の子供を追いこまないために
最低限、知っておいていただいきたいことの最後は、
「仕事のネガティブな愚痴を言ってはいけない」
ということです。

これは就活中の子だけでなく
小さなお子さんのいるご家庭でも、子供の前で
仕事の愚痴を言わないでください。
子供にとって、親は一番身近な社会人です。
その社会人が、
仕事の愚痴ばかり口にしていたらどうでしょう?

「一生懸命働いたって、会社の都合で解雇される」
「どうせ歯車の一つにすぎない、代わりはいくらでもいる」
「無能なくせに世渡りだけうまい奴が出世する」

疲れた表情で会社の悪口を言う社会人の姿をみて
「働きたい!」と思う人がいるでしょうか?

もちろん、「働くこと」は楽しいばかりではありません。
「つらいこと」を伝えていただくのは大切です。
しかし、お子様には
「つらいけど、やりがいもある」
と捉えられるようにポジティブなお話を
してあげて欲しいと就職支援の現場から私は思うのです。

保護者も人間ですから、愚痴を言いたい時もあるでしょう。
でも、やりがいのあることや楽しいこともあるでしょう。

仕事はつらいことばかりというのであれば
仕事に直接関係しなくてもかまいません。
お給料で、家族でご飯が食べられるでも良いし
休憩時間に同僚と話をするのが楽しいでもいいのです。

子どもが「はたらくってそういうことか」とポジティブに受け取れる
お話をぜひたくさんしてあげてくださいませ。

支援のしかたがわからないときは、一緒に考えましょう。
親子で一緒にお受けいただくことも可能です。

個性、特性、お困り事にあわせた研修や
キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、
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親子就活:大企業や公務員が安定しているとは限らない:リスクとやりがいに目を向ける

この記事の続きです。

就活、転活中の子供を追いこまないために
最低限、知っておいていただいきたい2つめは
「大企業や公務員が安定しているとは限らない」
ということです。

これも、正社員信仰と同じで
「大企業や公務員は安定している(クビになりにくい)」
という理由で希望される就活生、転職者、
そしてそのご家族がいらっしゃいます。
たしかに、
名前を知らない小さな会社や
創業の浅いベンチャー企業より
倒産の可能性は低く、解雇のハードルは高いかもしれません。
しかし、
会社が潰れなくても、会社にクビを宣告されなくても
自分で会社を辞める可能性は、どうでしょうか?

極端なブラック企業は別ですが
企業規模にかかわらず、辞める時は辞めますよね。
では、
辞めた後はどうでしょうか?

「大手企業、公務員は安定している」と
あなたが思っているのと同じように、採用担当者も思っています。

面接で言われますよ。
「いい会社に入社できたのにもったいない」
「公務員ですら辞めたのにウチの仕事なんか続かないよ」と。

そのイメージ故に、
大手企業や公務員からの転職活動は、簡単でないことが多いです。

「安定」だけをもとめ「大手企業や公務員」にこだわらず
「やりがいや興味」を基準に仕事と職場を選んだほうが
結果的に
「安定した職業人生」が得られると、就職支援の現場から私は思うのです。

保護者のかたは、子どものために良かれと思っておっしゃるのだ
と思いますが、
子どものためにとやったことが、必ずしもよい結果になるわけではない
ということもあります。

就職事情、雇用事情は時世によって変わります。
時代にマッチした
子どもの特性や個性、希望を大切にする支援をぜひお願いいたします。

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親子就活:就職活動中の子供のために親が最低限知っておきたい3つの真実

政府が公表した24年版自殺対策白書*によると
平成23年に自殺した学生の数は1029人。
警察庁の統計では「就職失敗」による
10~20代の自殺者数は150人。
自殺の理由が判明している10~20代の若者だけの数です。
理由が判明していない若者や
既卒の30歳以上の転職失敗による自殺者の数をあわせると
どれくらいになるのでしょうか・・・。

就職活動や転職活動がうまくいかないくらいで
死ぬことはないといっても、
不採用通知を受け取るたびに
全人格を否定されたように感じ、とても辛いのです。

就職活動中の子供、転職活動中の子供を
追い込まないために、最低限、保護者のかたに
知っておいていただきたいことが3つあります。

・正規社員が非正規より必ずしもいいわけではない
・大企業や公務員が安定しているとは限らない
・仕事のネガティブな愚痴を言ってはいけない

次の記事から、上記3点について書いていきます。
(参考 1  2  3 )

支援のしかたがわからないときは、一緒に考えましょう。
親子で一緒にお受けいただくことも可能です。

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*最新の公表(令和6年版自殺対策白書、令和5年統計)では、統計の用語や集計範囲が変わっています。記事の主旨を明確にするために過去のデータを使用しています。

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キャリアコンサルタントの仕事:専門家の選び方と3箇所3人に尋ねるべき理由

「来月までに仕事が決まらなければ、死にます」
Vさんが、相談室で始めに行った言葉です。

前職で不当解雇され、労基署に相談に行ったけれど
労基署では
Vさんは自己退職だから、会社は悪くないと言われ、
人間不信、就職してもまた理不尽な目に合うのではないか
と恐ろしくなり、
就職活動すらすることができず、1年以上失業状態でした。

私が、お話を伺うと、
不当解雇であることはあきらかです。

しかし、
Vさんは、あまり説明が得意ではなく
Vさんの話かたでは
解雇の4要件を満たしており、解雇は致し方なく、
Vさんも納得して退職したように聞こえるのです。

労基署の職員は、
社労士の資格をお持ちのことが多いと思います。
労務の知識は、
私など足元にも及ばないほどお持ちだと思うのですが、
相談者の話を根気強く聞くプロ(カウンセラー)ではないことが多いです。

混乱して感情と事実、想像と思い込みが混在したVさんの説明では、
労基署の職員や社労士さんには伝わらなかったのです。

カウンセラーでもあるキャリアコンサルタントは
事実だけでなく、感情に重きをおいてお話を伺います。
Vさんのお話(事実)だけを聞けば、不当解雇ではないので
労基の判断は、間違いではありません。
しかし、
Vさんの感情(不当解雇されて悔しい)に焦点を当てて聴くと
Vさん受けた理不尽な扱いが見えてきました。

そこで、
説明の仕方を、いっしょに考え練習し、
再度、法テラス(無料の弁護士法律相談)に
相談に行っていただきました。

すると・・・。

「不当解雇!俺はまったく悪くないって!😀」

心の闇が晴れたVさんは、心機一転、就職活動をがんばり、
みごと1ヶ月半で再就職を果たしました。

私のところには、
他の相談機関で相談したがうまく行かなかったという人が
よくご相談に来られます。

Vさんのケースもそうですが
相談内容は、特段むつかしいことではなく
私にとっては、よく聞く内容です。

でも、他の相談機関では、
解決への糸口さえ見つけることができず
無力感と憤りを抱えてお越しになる方がとても多いのです。

なにも、
私がすごいカウンセラーです
とアピールするために言っているのではなく
ただ単に、専門が違うとうまくいかないというだけです。

お医者さんなら、科がわかれていることを受け入れられるのに
弁護士や社労士、
キャリア・コンサルタント・カウンセラーなどだと
専門があるとは、一般の方は思わないんですよね

かかりつけの内科で目の相談した場合、
一般的な相談にはのってもらえても
治療は「目医者に行ってくれ」といわれますよね?

弁護士や社労士、キャリア・コンサルタント・カウンセラーなどにも
専門ってあります。

キャリア・コンサルタントの専門・・っていうと対象だけでも
「中高生」「大学・新卒・第2新卒」「ニート・ひきこもり(若年)」
「障がい者」「元ホームレス」「長期失業者」
「中高年」「高齢者」「母子家庭」「女性」
「ハイクラス(年収800万以上)」
「非行少年」「○○中毒者」「元受刑者」
などなど多くあります。

支援対象が違えば、支援の仕方も違います。
「障がい者」の就業支援なんて障がいごとに違います。

私は、「就職相談」が専門なので「進学相談」は経験不足です。

なので、

Q10年引きこもってます。社会復帰できますか?

という相談にはアドバイスできますが、

Qあいうえ高校と、かきくけ高校どっちに行くほうが就職に有利ですか?

という相談には、的確なアドバイスができないのです(^_^;)

得意なことと苦手なことをキチンと相談者に説明できる
専門家ばかりだといいのですが、
「先生」と呼ばれる人って、なかなか素直に言えないんですよね。
「わからない」って

弁護士、社労士、ハローワークの職員、労働基準監督署の職員
キャリア・コンサルタント(カウンセラー)は、
一般的な回答をするための知識はありますが
専門以外の、判例や慣習、時代考証まで、わかるとは限りません。

相談した時にもらった回答に納得がいかない時には、
あきらめず
3箇所(3人)の、専門家に尋ねてみましょう。

きっと、あなたにピタっと来る専門家がいるはずです。

相談のしかたがわからないときは、一緒に考えましょう。

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履歴書と職務経歴書の書きかた|少年院に入っていた元非行少年が知っておきたい準備と工夫

おとな塾のミネこと私は、現在少年矯正院(少年院)でも
キャリア・コンサルティングをしています。
その中で、よくある質問が


「少年院に入っていたことを履歴書に書くべきですか?」


少年犯罪は、履歴書に記載の義務はありません。

しかし、
高校在学中に少年院に入ったために、留年や転校等した場合には
履歴書に記載しなくとも、留年や転校の理由として
面接の際に説明する必要が生じます。

簡単に言うと
「少年院に入ってた」と言わなくてもいいけれど
「どうして留年したの?」「なんのために転校したの?」と聞かれたら
「少年院に入ってたから」以外の理由を答えられますか?
答えられないなら、言わなくてもいいけど「少年院に入ってたから」と
言わないといけなくなりませんか?ということです。

履歴書や職務経歴書に記載しなくてもいいですが
面接で聞かれると思って、答えかたを準備しないといけません。

その他の書きかたは、タグ「個別事情の応募書類の書きかた」を参考にしてください。

書き方がわからないときは、一緒に考えましょう。
転職の相談、お仕事の相談、聞いてほしいだけでもかまいません。

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非行少年に必要な進路サポート就労支援:「失敗しない進路」と「失敗してもいい」の重要性

おとな塾では少年院での
キャリア・カウンセリングと就労・定着支援の講座をしています。
14歳~18歳までの少年が対象なので
職業経験も少なければ、職業知識もほとんどありません。

少年院は刑期より、
更生(社会でやっていける可能性と再犯の可能性)が
大切なので【現実的な将来の夢】や【現実的な就職先】の決定が重要視されます。

そのため、
ほとんどの子が職業研究や、自己理解をせずに
おとなが思い描く安定した進路(公務員や絶対入れる通信制高校)か
実現可能そうな職業(親や知人の会社)を選択します。

そして、
その進路や職業を【自分の将来】として受けいれなさいと言われるのです。

個別でカウンセリングをすると、
どの子も「2度と非行はしない。2度と失敗しない」というのですが
非行はともかく、こんな進路の決定の仕方では
失敗しないわけがないと思います。

失敗させないというなら、周りのおとなが
もっと進路についてしっかりサポートしなければいけません。

しかし
激動の時代ですから、どれだけサポートしても
10代の子に失敗しない進路を選択させることはむつかしいと私は思います。

だからこそ
「失敗してもいいじゃない」
「向き不向きなんか、やってみないとわからないよ」
「失敗は成功のもとだよ」
と周りのおとなが言ってあげるべきではないでしょうか。

失敗しないためのサポートより失敗から学力を付けさせるサポートが
今の子供には必要だとおとな塾は考えます。

Photo by Luxt Design

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中高年の転職成功法!40代50代の転職を成功させるために改めるべき3つの特徴

おとな塾は、少人数制の研修講座だけでなく
40代50代の長期失業者の就職支援を得意としています。

不安定な時代ですから、若い人でも転職の不安はあると思いますが
40代を超えるとその不安は一層高まります。

おとな塾へも40代50代でも転職か可能だろうか…と不安になって
キャリア・カウンセリングにお越しになる方が多いです。
私は、年齢にかかわらず転職は可能だと思います
実際、40歳でも50歳でも転職を成功させている人は多いです。

ただ
どれだけすばらしいご経験があっても
転職活動や転職後の定着に苦労される人はいます。
スキルも経験も資格もあるのに
転職や転職後に苦労する人の特徴は、大きくわけて3点です

1:前職の癖が抜けない
仕事のやりかただけでなく、人間関係でも前職の癖がでることがあります。
たとえば
面接に伺った際に、
役付の年配の男性には丁寧に腰も低く対応するが
若い女性事務員には横柄な態度で接する。
前職では、
若い女性事務員を何人も【使って】いたかもしれません。
しかし、面接では若い女性事務員は選考する側
あなたは選考される側です。
前職で【使って】いた若い女の子とは違う立場の人なのです。
それを心に留めて活動できない人は
転職活動も、転職後の定着にも苦労します。

2:上司や会社が怖い
面接中や採用後の仕事中に「また不当な扱いを受けるのではないか?」
と恐怖に心を支配されてしまう。
前職をパワハラまがいの退職勧奨や非道な解雇
不本意なリストラで退職された人に多いです。
前の会社で、ひどい目にあったからといって
あなたの人生がすべてひどいものに塗り替えられて
しまったわけではありません。
上司も会社も怖いものではありません
新しい会社には新しい仕事内容と新しい人間関係があります。
嫌な古い記憶は捨てて
気持ちの良い会社生活を新たに始めましょう。

3:前の会社に未練がある
あなたが前の会社で磨いたスキルも発揮した実力も
すべてすばらしいものです。
しかし
会社が違えばセールスポイントも変わります。
職種が違えば、求められるスキルも変わります。
同じ業界でも、まったく同じ会社はありません。
ましてや、業界や職種が違うと
すべてが変わってしまうといっても過言ではありません。
面接でアピールするのは
過去(前職)の経験を、現在(新しい会社)でどのように発揮するかであり
現在(新しい会社)で過去(前職)の経験を追体験することではありません。
心の焦点は、いつも新しい会社=現在にむけていてください。
経験やスキルではなく、今のあなたが感じていることや行動が
転職の妨げになっていることがあります。

おとな塾は
1年以上失業状態が続いている40代50代の人の転職が成功するのを
たくさん見てきました。
過去と他人は変えられませんが、自分と現在、ひいては未来は変えられます。
今を変えるだけで、転職がうまくいくことはとても多いのです。

辛い過去の清算はおとな塾へご相談ください→おとな塾
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キャリア・カウンセリング、コンサルティングは、大阪天王寺の
おとな塾へお越しください

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